ドメーヌ・エメシュテンツは南アルザス、オー=ラン県の県庁所在地コルマールから南西に約5Km、人口約1,700人のヴェトルスハイム村に本拠を置いています。ドメーヌの歴史は1919年に初代が畑を開拓し葡萄栽培を行った事から始まります。当初は造ったワインを共同組合に卸していましたが、3代目のエメシュテンツ氏がドメーヌを立ち上げ瓶詰までを実現。現在は4代目のエティエンヌ氏がドメーヌを切り盛りしています。ヴェトルスハイム村を中心に、その他のエリアを含め合計14haを所有。
所有するそれぞれの畑の地質を知り、その土地に適した葡萄品種を植えることが、ドメーヌのポリシーである「ワインは土地を表現する」一番の方法と考えています。2004年から化学肥料の使用を止め、2007年には全ての区画がビオロジックに移行。2010年にはエコセールの認証を受けました。地元アルザスの人が地元アルザスの人のために造るスタンダードキュヴェのエーデルツヴィッカーから、グランクリュまで一貫して土地を表現したワイン造りを実践しています。まさに信念と常に向き合った葡萄栽培とワイン造りを代々受け継いでいる生産者です。
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