フェル・セルヴァドゥ種は「美食の地」として有名なバスク地方原産の葡萄品種と言われていて(諸説あります)「マンソワ」と呼べれることもあります。南西地方でもこの品種を90%以上使用して造られるワインはAOPマルシヤックのみです。マルシヤックは南西地方の北東部に位置し、全面積で220haという小規模なエリアで、1990年にAOPに認定されました。そんな希少なマルシヤックの魅力と実力を引き出している生産者がドメーヌ・デュ・クロです。 彼らは1982年から本格的にワイン造りを始めています。標高約450mに畑があり、所有面積は30ha。土壌は鉄分を含む粘土石灰質土壌で、畑は減農薬(一部オーガニック)です。現在は父フィリップ・トゥリエ氏と息子ジュリアン氏の親子でドメーヌを運営しています。 トゥリエ親子の願いは「フェル・セルヴァドゥ種はタンニンがしっかりしていて力強く、一方で繊細さも備えている魅力的な品種。是非この品種の魅力を皆様に知って頂きたい」ことです。バスク料理は勿論の事フォアグラ、羊肉、豚肉、鶏肉等と相性抜群です。チーズ好きの方はロックフォールと共に。
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