ワイナリーはアルプス山脈北西側の大きな「氷河湖」のひとつ、「レマン湖」にほど近い「シャン・シェル・レマン」にあります。創設は1988年。畑は10haを所有。南西向きの斜面で、標高100~300mにあります。収穫は全て手摘みにより丁寧に行い、アルコール発酵、熟成、マロラクティック発酵まで全てステンレスタンクで実践しています。またクレピィを含むこの周辺のエリアは、スイスとの国境にもほど近く、その影響もあってスイスの主要ブドウ品種「シャスラ種」を主体に植えられています。土壌は新生代第四紀に起きたと言われる氷河の浸食から生じた「モレーン」由来のアルジロカルケール主体です。
このエリアに一度でも伺ったことがある方はご存知かもしれませんが、標高200m~300mあたりから眺めるその景色がとても素晴らしい。夏は青く輝くレマン湖が美しく、秋は霧に煙るレマン湖の周りを覆う黄金色に輝く木々の景色の素晴らしさが有名で、地元民達はこの周辺景色を「楽園」と呼んでいます。また、この周辺にはミネラルウォ―ターで有名な「エビアン(Evian)」の原水(カシャの泉)が湧き出ていることでも有名です。
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