総栽培面積450,000haの葡萄畑を有するスペインで最大の産地ラ・マンチャのアルカサル・デ・サンファン(Alcazar de San Juan)町に位置する、1920年に設立された家族経営のワイナリーです。畑は標高600~650mにあり、アイレンおよびテンプラニーリョを総面積45ha所有しています。(約半々)アイレンの樹齢は50年~110年、フィロキセラの害を免れた自根になります。1998年よりオーガニック農法を実践。ラ・マンチャ地方は夏は猛烈な暑さ、乾燥に冬は寒冷の為、適応できる品種が限られており、代表的な白葡萄品種アイレンです。株仕立て(ゴブレ)で枝は最大1mにもおよび、直径で最大2mにもなります。果実自体は大ぶりで果皮にも厚みがあり、葉が房を覆い隠すように茂り、過酷な気候条件を生き延びる事を可能にしています。およそ23haあるアイレンの畑の土壌は水捌けの良い砂質で、時折り地中から石灰岩がまばらに顔をだしています。また、テンプラニーリョの畑は石灰岩の礫が地表を覆っており、夏期の葡萄成熟に一役買っています。葡萄は全て手摘みで行われ、栽培方法もオーガニックです。
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