当主カルロ・リベッロ氏はイタリア大手のワイナリーで20年経験後、1989年に兄のロレンツォ氏と共に祖父が所有していたバローロの区画を譲り受け、当初は兄弟でワイナリーを開設しました。その後兄弟は2010年代から畑を分割しはじめ、それぞれの道を歩むことになります。2016年より現在の「カルロ・リヴェッロ&フィリ」として息子のエリック・リベッロ氏と共に新たなスタートを切ります。 本拠はラ・モッラ村にあります。カルロ氏が所有する14.5haのブドウ畑のうち8.5haはバローロの区画です。そのバローロのラ・モッラ村の40ある区画のうち、ロッケ・デッランヌンツィアータ、ジャキーニ、コンカ、ガッテーラ、ブリッコ・マネスコットとボイオロの7か所を所有しています。 特にラ・モッラの東側にあるロッケ・デッランヌンツィアータ、ジャキーニ、ガッテーラの3つの区画については最も良質な葡萄を産出する畑と認識されています。 ロッケ・デッランヌンツィアータの区画については、ワイン評価誌で有名な「Vinous(ヴィノス)」の創設者アントニオ・ガローニ氏は「並外れた区画」、「バローロのフィネスを生み出す区画」と表現しています。区画は海抜270mで土壌は石灰質土壌。南西に面しています。この区画から産出されたワインには常に「濃縮感のある味わい」が感じられます。 ジャッキーニ区画から産出されるワインは、いつもフローラルなアロマとシルキーなタンニンが素晴らしいところが特徴です。標高250mのガッテーラ区画は、温暖で比較的早熟なワインを造るのに適したブドウが生まれます。 これら7つの区画から生まれるネッビオーロ種の特性を理解しながら、カルロ氏が理想とするリッチで繊細な味わいのバローロが生まれます。畑の管理については農薬を使用しないサステイナブルな畑で、葡萄の樹齢は30年~70年。醸造についても野生酵母で発酵します。使用する樽は225リットルのフレンチ・バリックと1500リットル、2500リットル、4000リットルのスロヴェニアンオークを使用して熟成。後にそれらのキュヴェをブレンドして瓶詰めされます。 彼らのワインは先にも挙げたワイン評論家アントニオ・ガローニ氏、ジェームス・サックリング氏、ワインアドヴォケイト誌などでも高く評価されています。ラベルには、ローマの酒神「バッカス」に、当主カルロ氏のトレードマークの「髭」を加えた独自の紋章が描かれています。日本への導入は今回が初。イタリア国内でも人気の生産者の為、頂ける数量に限度がありますが、是非お試しいただければ幸いです。

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