ピエモンテ南部のアックイテルメの北、10キロほどのところにあるリカルドーネ村。人口600人ほどの小さな村のほとんどの人々が葡萄栽培に従事しています。ワイナリーは、そのリカルドーネ村の丘の上にあります。現在の当主は、アンドレア氏。5世代に渡って葡萄栽培農家であったボット家でしたが、先代がワインの生産をスタートさせました。栽培農家として育んできた経験と知恵を最大限に活かした「葡萄の特徴をそのまま表現したワイン造り」に取り組んでいます。畑の面積は約20ha。「上質な葡萄を使用してこそ上質なワインが生まれる」と信じ、すべての畑でオーガニック農法を実践し、畑だけではなく、周囲の自然を尊重した環境作りを重視しています。畑は粘土石灰質土壌で、化学肥料を一切使用しません。完熟葡萄を手摘みで収穫し、発酵には野生酵母を使用。2017年にはワイナリーを新たに設営し、代々受け継がれた伝統も大切にしながら、先進技術も取り入れた葡萄が生きるワイン造りをしています。
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