ワイナリーはナポリからは北東約80km、魔女伝説で知られるベネヴェンターノからだと北西約4kmにあるタブルノ自然公園のフォリアニーゼ村(foglianise)に位置します。16世紀より続く家系で2002年に創業。2005年に低圧真空プレスや破砕後のジュースを即座に0℃に冷却するパイプシステムなどの最新の醸造設備を導入したワイナリーを新築して現在にいたります。3ha持つ自社畑ではオーガニックワインを造り、他の農家から買い付けたワインでそれ以外のものを造っています。当主は2016年現在36才のジーノ、弟のエジーディオはエノログ、父ポンぺオが畑を担当しています。畑の標高は400m。ワイナリー名の由来でもある標高1200mのタブルノ山はベネヴェンターノから望むその姿が横たわった女性の後ろ姿を連想させるところから、「サンニオの眠れる人」と呼ばれれており、その山に抱かれた畑では火山活動由来の独特な火成岩土壌とタブルノ山由来の石灰土壌が堆積しており、グレコ、フィアーノ、ファランギーナ等の白葡萄と、黒葡萄アリアニコ種からワインを造っています。
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