この地の特徴が良く出ているオーガニックボルドー
シャトー・ラ・クロワ・ペイレール / シャトー・ラ・クロワ・ペイレール [2019] Chateau La Croix Peyreyre | |
---|---|
テイスティングコメント 黒いベリーやトリュフを思わせる香り、タンニンは控えめで飲み口は濃密ながら品格があります。赤身の肉料理と共に | |
商品説明 コート・ド・カスティヨンのロケーションはドルドーニュ河の右岸、サンテミリオンの東側に位置し、赤のみのAOCを産出します。9つのコミューンがあり、このシャトーはその中でも一番南側でドルドーニュ河寄りのカスティヨン・ラ・バタイユに位置します。畑はボルドーらしく平面で標高的には70~80メートル。南~南西寄りの畑です。ワインのスタイルはお隣のサンテミリオンのスタイルと似ていて、メルローとカベルネフランが主体でコット(マルベック)なども使用します。造られるワインは早飲み~長期熟成スタイルとさまざまですが、有機栽培で造るワインは希少です。このワインの畑は2010年から有機認証「AB」を取得。12haの畑で土壌は粘土石灰質土壌。葡萄の平均樹齢は45年。ステンレスタンクにて24℃~28℃で3週間ほど発酵、後にコンクリートタンクと古樽を用いて12か月熟成。軽くフィルターを掛け瓶詰めします。カスティヨンのワインの味わいの特徴は、サンテミリオンのワインと似ていて、表面的なタンニンはあまり感じず、濃密ながら微かな野性味と品格のバランスが両立している所です。 | |
商品No | 105139 |
カタログ商品No | 12758 |
生産者名 | シャトー・ラ・クロワ・ペイレール |
味わい | フルボディ |
色 | 赤 |
ブドウ品種 | メルロー60%/カベルネ・フラン25%/カベルネ・ソーヴィニヨン8%/コット7% |
国・産地 | フランス / ボルドー |
オーガニックカテゴリー | サステイナブル |
容量 | 750ml |
アルコール度数 | |
原産地呼称等 | AOC カスティヨン コート ド ボルドー |
土壌 | |
畑の特徴 | |
生産者について 創設者であり祖父であるマルセル氏は1950年頃まではサンテミリオン第一特別級Bのシャトー・トロロン・モンドで働いていました。当時は戦争直後の経済不況が続いていて、給料は現金での支給ではなく、物資での支給が殆どでした。しかし最後のお給料代わりに頂いたのがトロロン・モンドの畑0.5haの畑と家でした。その後この畑を「シャトー・マルソラン」と名付けます。一方で故郷となるコート・ド・カスティヨンでも12haの畑を所有していて、こちらのワイン造りもスタートします。それが「シャトー・ラ・クロワ・ペイレール」です。 2000年にマルセル氏から現当主ドミニク氏に変わると、その意思を継ぎ有機栽培を実践。2018年からはSo2フリーのナチュールワインへの転換を実行しています。ドミニク氏は「人間が自然の一部であり仲間である」という哲学のもと、人間と動物、植物、土の結びつきやサイクル、生物多様性を考え尊重するのが彼の哲学であり、今日までこの哲学を堅く信じ畑での仕事の取り組みをしています。 |