樹齢69年~126年の葡萄から造られる1本。目の覚めるようなムルソーの持つミネラル感と果実感が素晴らしい
ドメーヌ・ディコンヌ / ムルソー・クロ・デ・ルシェ [2018] Domaine Diconne | |
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テイスティングコメント 目の覚めるようなムルソーの持つミネラル感が感じられ、同時にしっかりとした果実感が口の中を覆い隠すように広がります。 | |
商品説明 村名畑クロ・デ・ルシェの畑はムルソー村の北側、オーセイ・デュレス村の村境、標高280mにあります。僅か0.57haの所有。ですが、ディコンヌが所有する葡萄の樹齢はなんと69年~126年という老木になります。ここまでの老木なので、葡萄が実るのか伺ったところ、「この畑はとても環境が良いので100年超えの葡萄樹でも1本の苗木に7房くらいは実るんだよ」というお話しでした。ただ、「流石に古すぎるから、そろそろ抜いて若木を植えようか考えている所なんだよ」とも。ワインラヴァ―としては、老木から生まれる葡萄の素晴らしさは絶大であることを知っているが為に、少しもったいないお話しに聞こえてしまいました。 醸造は野生酵母を使用して発酵を行います。熟成はミディアムローストしたアリエ産のオークとボージュ産のオークを使用しています(新樽比率30%)。味わいは目の覚めるようなムルソーの持つミネラル感が感じられ、同時にしっかりとした果実感が口の中を覆い隠すように広がります。この生産者が自信を持ってお勧めする拘りのムルソーです。 | |
商品No | 104689 |
カタログ商品No | 12613 |
生産者名 | ドメーヌ・ディコンヌ |
味わい | 辛口 |
色 | 白 |
ブドウ品種 | シャルドネ100% |
国・産地 | フランス / ブルゴーニュ |
オーガニックカテゴリー | 自然派 |
容量 | 750ml |
アルコール度数 | 13度 |
原産地呼称等 | AOC ムルソー・クロ・デ・ルシェ |
土壌 | |
畑の特徴 | |
生産者について オーセイ・デュレスで4代続くドメーヌ・ディコンヌは、1919年に創業されたドメーヌです。その始まりは創業者ピエール氏により購入されたムルソーの畑で、表土が薄く非常に苦労があったことから、オーセイ・デュレスにも畑を購入したとのこと。当時のムルソーの畑は現在も所有し、その畑のそばでは今でもむき出しの石灰岩が見られ、当時の石切り場の跡も近くに残されています。初代から4代目当主クリストフ氏までの間、畑はすべてそのまま細分化されることなく引き継がれており、ヴィエイユ・ヴィーニュが多いことも特徴です。他に、3代目ジャン・ピエール氏の妻の実家がワイン生産者で、その畑も引き継いだこともあり所有面積が増え、11,100本/haにおよぶ密植栽培が行われています。オーガニック肥料の使用などによる自然農法を取り入れ、オーセイデュレスの名を背負う3大生産者の一つとも言われる造り手として知られており、辛口ワイン評論家マット・クレイマー氏も、この造り手のワインに対し「優れている」と評価しています。 |