ハンガリー最古のベネディクト修道院が造るワイン
パンノンハルミ・アパーチャーギ・ピンツェーセト / パンノンハルミ・トリコリシュ・ホワイト [2022] Pannonhalmi Apatsagi Pinceszet | |
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テイスティングコメント 白い花や白桃を思わせるフレッシュでリッチな香り、みずみずしい果実の美味しさが全面に出た辛口。 | |
商品説明 世 界 遺 産 ~ The World Heritage ~ パンノンハルマのベネディクト派大修道院とその自然環境が造るワイン。パンノンハルマのブドウ畑にかこまれた丘の上に修道院が建っています。996年の創設より 1000年もの間、ぶどうを収穫してワイン作りに力を注いできたベネディクト派修道士たちの住むパンノンハルマ修道院です。現存するハンガリー最古の修道院は今でも学校や修道院として使われており、ブドウ畑のある丘と森も含めて1996年に世界遺産に登録されました。 昔から修道士たちが丹精して作るワインはその品質が評価され外国にまで知れ渡っていました。特に評判になったのは「パンノンハルマ・リスリング」です。アーモンドやモクセイのような香りと滑らかな舌触りのこの白ワインは、ハプスブルグ家のマリアテレジア女王にも愛されました。女王はそのしるしに金糸で刺繍されたミサ服を修道院に贈っています。しかしパンノンハルマ・リスリングは、第二次世界大戦後ハンガリーが社会主義体制になると贅沢品としてもう造ることが許されませんでした。さらにフィロキセラの来襲と、2度にわたる世界大戦にまきこまれ、その後の共産党独裁政権による修道院のワイナリーと畑の差し押さえにより、しばらく修道院のワイン造りは壊滅となりました。しかし2000年よりハンガリーの国営銀行の協力で再建。修道院が再び古くからの伝統のワインを復活させようとぶどうの木を栽培し始めました。今、やっと実を結び始めたぶどうには修道士たちの期待と誇りが詰まっているのです。栽培面積50ヘクタール。 | |
商品No | 105358 |
カタログ商品No | 11298 |
生産者名 | パンノンハルミ・アパーチャーギ・ピンツェーセト |
味わい | 辛口 |
色 | 白 |
ブドウ品種 | ライナイリズリング40%/オラスリズリング40%/トラミニ20% |
国・産地 | ハンガリー / パンノンハルマ |
オーガニックカテゴリー | |
容量 | 750ml |
アルコール度数 | 12.5度 |
原産地呼称等 | パンノンハルミ |
土壌 | レス、粘土、石灰 |
畑の特徴 | それぞれ地質の違う4面の畑のブレンド |
生産者について パンノンハルマ修道院は、ブダペストより西に100km離れたエリアにあります。ハンガリー最古の現存する修道院で、1996年に周辺の丘や森を含め世界遺産登録されました。この修道院では、10世紀末の創設時から長い間、ベネディクト派修道士たちが葡萄を栽培しワイン造りをしてきた歴史があり、その建物は現在でも学校や修道院として使用されています。この地で修道士たちが造ってきた品種オラスリズリングは、パンノンハルマリスリングと呼ばれています。ハプスブルク家のマリアテレジアにも愛されたといわれるこの白ワインは、第二次世界大戦後にはぜいたく品とされ製造が禁じられましたが、2000年になりハンガリー国営銀行も協力しワイナリーが再建されました。現在の栽培面積は50ha。オラスリズリングの他、ライナイリズリング=ドイツ・アルザス系リースリング、トラミニ=ゲヴュルツトラミネール、ピノ・ノワール、メルローなども栽培し、その興味深い歴史で広く知られるワイナリーです。 |