パンノンハルミ・アパーチャーギ・ピンツェーセト / パンノンハルミ・トリコリシュ・レッド [2020]

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ベネディクト修道院が造るピノ・ノワール種をブレンドした赤ワイン

パンノンハルミ・アパーチャーギ・ピンツェーセト / パンノンハルミ・トリコリシュ・レッド [2020]
Pannonhalmi Apatsagi Pinceszet
テイスティングコメント
控えめな大樽にピノノワールの華やかで繊細な香り、メルローのコクとカベルネフランのきめ細かいタンニンが美しく調和した赤。
商品説明
世 界 遺 産 ~ The World Heritage ~ パンノンハルマのベネディクト派大修道院とその自然環境が造るワイン。パンノンハルマのブドウ畑にかこまれた丘の上に修道院が建っています。996年の創設より 1000年もの間、ぶどうを収穫してワイン作りに力を注いできたベネディクト派修道士たちの住むパンノンハルマ修道院です。現存するハンガリー最古の修道院は今でも学校や修道院として使われており、ブドウ畑のある丘と森も含めて1996年に世界遺産に登録されました。 昔から修道士たちが丹精して作るワインはその品質が評価され外国にまで知れ渡っていました。特に評判になったのは「パンノンハルマ・リスリング」です。アーモンドやモクセイのような香りと滑らかな舌触りのこの白ワインは、ハプスブルグ家のマリアテレジア女王にも愛されました。女王はそのしるしに金糸で刺繍されたミサ服を修道院に贈っています。しかしパンノンハルマ・リスリングは、第二次世界大戦後ハンガリーが社会主義体制になると贅沢品としてもう造ることが許されませんでした。さらにフィロキセラの来襲と、2度にわたる世界大戦にまきこまれ、その後の共産党独裁政権による修道院のワイナリーと畑の差し押さえにより、しばらく修道院のワイン造りは壊滅となりました。しかし2000年よりハンガリーの国営銀行の協力で再建。修道院が再び古くからの伝統のワインを復活させようとぶどうの木を栽培し始めました。今、やっと実を結び始めたぶどうには修道士たちの期待と誇りが詰まっているのです。栽培面積50ヘクタール。 土壌は砂質ロームと砂質レス、森の腐食土。標高200mの台地にあるPackall?畑で造られます。面積3ha。植樹は2007年。手摘み収穫。収量45hl/ha。エレガントでどっしりとした酒質。余韻も長く 若木ながら既に土地のミネラルを表現するポテンシャルを持っています。年間生産量7,000本。
商品No104840
カタログ商品No11299
生産者名パンノンハルミ・アパーチャーギ・ピンツェーセト
味わいミディアムボディ
ブドウ品種ピノ・ノワール40%/メルロー40%/カベルネ・フラン20%
国・産地ハンガリー / パンノンハルマ
オーガニックカテゴリー
容量750ml
アルコール度数14度
原産地呼称等パンノンハルミ
土壌母岩はジュラ紀前期終盤。畑の主な堆積物は鮮新世の砂、ロームと 更新世におきた丘の地殻変動によるレス、それに森の腐食土。
畑の特徴
生産者について
パンノンハルマ修道院は、ブダペストより西に100km離れたエリアにあります。ハンガリー最古の現存する修道院で、1996年に周辺の丘や森を含め世界遺産登録されました。この修道院では、10世紀末の創設時から長い間、ベネディクト派修道士たちが葡萄を栽培しワイン造りをしてきた歴史があり、その建物は現在でも学校や修道院として使用されています。この地で修道士たちが造ってきた品種オラスリズリングは、パンノンハルマリスリングと呼ばれています。ハプスブルク家のマリアテレジアにも愛されたといわれるこの白ワインは、第二次世界大戦後にはぜいたく品とされ製造が禁じられましたが、2000年になりハンガリー国営銀行も協力しワイナリーが再建されました。現在の栽培面積は50ha。オラスリズリングの他、ライナイリズリング=ドイツ・アルザス系リースリング、トラミニ=ゲヴュルツトラミネール、ピノ・ノワール、メルローなども栽培し、その興味深い歴史で広く知られるワイナリーです。

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