ヴァインホフ・ショイはファルツの最南端にある、シュヴァイゲンに本拠地を構える生産者です。1964年にギュンター・ショイ氏がこの地に移住し、ワイナリーを設立しました。1996年にクラウス・ショイ氏がワイナリーを引継いだ後も、77歳になる同氏は現在でも現役でワイン造りを行っています。畑はドイツとアルザスにまたがり、ワイナリーはドイツ側のファルツ最南部シュヴァイゲンにあります。畑は14haを所有しており、驚くことにその半分の7haはフランス側にあります。QbAクラスのワインにはフランスのアルザス地方側の葡萄も使われ、アルザスワインをも連想させる、エレガントで爽やかなワインを生産しています。フランスのミッテラン大統領とドイツのコール首相の間で会談が行われフランス側で造られた葡萄もQbAとして使用できることになりました。ドイツのワイン用葡萄の栽培は全国13の指定栽培地域で行われています。ワイン栽培地域は、南西ドイツおよび南ドイツに多く、白ワインが全体の約3分の2、赤ワインが3分の1で、年間生産量100万klのうち20万klは輸出されます。
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