ポイヤック村に1901年に設立されて以来、100年以上続くシャトーゴーダン。小規模ながらも、その伝統は脈々と受け継がれてきました。畑の所有面積は11ha。ジロンド川にほど近く、ピション・ラランドやランシュバージュの畑もみられるボイヤックの銘醸地に隣接しています。土壌は、ジロンド川から由来する泥灰岩土壌に砂利が混じる地質。栽培品種はカベルネソーヴィニヨン種中心で、メルロー種、マルベック種などもあります。これらの平均樹齢は45年ほど。収穫は全て手摘みで行われています。ステンレスタンクとオーク樽を使用した熟成は18か月。VT1996年は、ボルドー左岸カベルネソーヴィニヨンの優良年で、熟成された力強さにエレガンスを兼ね備えた1本は、今飲んでも素晴らしい味わいですが、今後数年先の更なる熟成も十分可能なワインです(限定品)。