曽祖父がスペインのピレネーにある村、Val D’ARANからボルドーへ1929年に移住。VAL BEYLIEの”VAL”もこれにちなんで名づけられました。オーナーのクリストフ氏はモンターニュサンテミリオンにて醸造のディプロマを取得後、1996年と1998年にオーストラリアのワイナリーにて働き、1999年にはアルゼンチン、2000年よりこの ドメーヌで働き始めました。父の代までは育てたブドウ全てを コペラティブ(RAUZAN)に販売していたが、2001年にカーブを作り、自社でワインの醸造、瓶詰めを行うようになります。その後2003年より有機栽培を続け2006年に認証を受ける。有機栽培をする理由は、ブドウの畑で働く自分の体のため、土壌を継続的に使用できるようにするため、そして消費者の為・・という信念からです。
畑は完全有機栽培。土壌はアルジロカルケール。仕立てはダブルグイヨ。 6000~6500本/haの密植。なるべく小さい房を付ける苗木を選んで植えています。このエリアでは通常2500本~3500本/haの密植度合いですが、収穫量を落とし、完熟したぶどうを造るためほぼ2倍の手間はかかる密植を実践しています。葡萄の木1本あたり8房の収穫。畝の間隔は1.5m、 木の間隔は1mになります。