ログローニョの南東約40km、ナヴァーラとの州境に近いアンドシージャ(ANDOSILLA)村にあるワイナリー。1999年よりエブロ川支流のエガ川右岸でブドウ栽培とワイン造りを続けています。所有面積は40ha。
現在のオーナーは3代目のホセ・マリア・パルド氏です。
畑の標高は350~400m。主な地質は石膏、粘土に礫と砂。樹はコルドン仕立てです。
真っ白な石膏の石がゴロゴロと転がる畑でオーガニック栽培を行っています。収穫は全て手摘みで行います。
オティス・タルダとはスペインを主な生息地とする渡り鳥「野雁」のこと。ボデガス・ナヴァ・リオハのブドウ畑に現れます。
黒ブドウのテンプラニーリョの突然変異種「テンプラニーリョ・ブランコ」は、1998年にムリーリョ・デ・リオ・レサ(Murillo de Rio Leza)という地域の畑で、テンプラニーリョの古木の内、1本の枝にだけ白ブドウがなっているのが発見されました。
大学の研究所に持ちこまれ、自根で植えた後、台木に接ぎ木して増やされました。現在では植樹する生産者も徐々に増え2007年にリオハのDOCに認可されましたが、単一品種でワインにしているのは2、3生産者しかありません。