ワイナリーは当時分散していたアルデア・ヌエバ・デ・エブロの小規模生産者により1955年に設立されました。1956年には醸造所が建設され、1960年代になると新たなメンバーを迎え入れるとともに、新しく葡萄を植樹しエリアを拡大していきました。その後、1970年代にボトリングラインを導入、ボトリングされたワインを地元を中心として販売を開始しました。1980年以降、近代的なボトリングマシンの導入を経て、スペイン全土にワインを販売するようになり、ワイナリーの名前が全国に知れ渡るようになりました。現在は2600haもの畑を所有し、3代に渡って培われた経験を活かし、葡萄の育成から収穫まで、専門家がそれぞれの栽培家達に葡萄の育成方法をアドバイスし、高品質かつコストパフォーマンスに優れたワイン造りを行っています。エブロ川からイエルガ山の麓まで続く畑は小石混じりの粘土質土壌が中心。強烈な太陽と低降水量のエリアで黒ブドウはしっかりとした色合いが出て、果実感が豊かです。白はヴィウラ種を中心に、清涼感のあるワインになります。